
クイーンズヘナの原料である「指甲花」とは?

指甲花(しこうか)とは、ミソハギ科の低木の一つ。
中国南部やインド、アフリカ北部などで栽培されています。
古来、若枝や葉を乾燥させ、オレンジ色の染料を作るのに用いられていました。
爪などを染めるのに古代から用いられており、現在は白髪染めの原料としても活用されています。
花からは香料がとれ、別名、ヘンナ、ヘナとも呼ばれています。
指甲花を利用するメリット
1.髪にツヤやコシ、ハリが出てくるようになる
指甲花は白髪染めだけでなく、トリートメントとしても効果があると言われています。
髪にボリュームがなくなった、クセを失くしたいという人は、定期的に髪に塗るのがいいでしょう。
「髪の傷みを何とかしたい!」という方は、ぜひ染めるだけでなく、髪の健康にも役立つ指甲花を使ってみてください。
2.植物由来の香りでリラックス
指甲花が効果を発揮するのは髪の毛だけではありません。
植物由来の香りで、リラックスしたい方にも人気があります。
3.自然素材だから髪や肌に負担がかかりにくい
クイーンズヘナは100%天然由来。
だからこそ、市販の白髪染めやカラーリング剤ではかぶれてしまうという人でも使える可能性が高いです。
また市販品は毎回脱色するため、必ず髪の毛が傷みます。
対してヘナは、上記のように髪の毛にハリやコシを与えてくれるので、使い続けていくうちに髪の毛のボリュームがなくなってきた、髪が細くなってきたなんていう悩みも発生しづらいです。
クイーンズヘナの使い方
では、クイーンズヘナはどのように使用すればいいのでしょうか?
使い方を紹介します。
1.ヘナのペーストづくり
ボウルにヘナと塩素の入っていない水を入れて、溶き合わせます。
ヘナをボウルに入れる際は、袋に同梱されているティースプーンをぜひお使いください(ティースプーンは20g)。
分量の目安は説明書きに記載されています。
柔らかい場合はヘナを、固い場合は水を徐々に加えて、泡だて器などを使ってマヨネーズぐらいの固さになるよう調節してください。
2.塗る
洗ったあとの髪の毛に、濡れたままの状態で、頭皮から毛先までしっかりヘナのペーストを塗り込んでいきます。
鏡を見ながら、塗り残しのないよう、丹念に仕上げていきます。
3.ラップ巻き
塗り終わったら、頭にラップを巻いて、40~60分間待ちます。
フェイスラインや耳も出さないよう、しっかり密閉させましょう。
4.洗い流す
ラップを外したあと、髪にペーストが残らないようしっかり洗い流していきます。
トリートメントで髪の毛を保護しながらでもかまいません。
5.乾かす
タオルドライをしたあと、ドライヤーで髪の毛を乾かしてください。
タオルにヘナの染料が付く可能性があるので、気になる人は黒色のタオルでタオルドライすることをおすすめします。
クイーンズヘナの特徴
クイーンズヘナは、数あるヘナ関連商品の中でも、ヘンナ葉のみで作られた100%自然素材の白髪染めorトリートメントです。
(クイーンズヘナイエロー&クイーンズヘナレッドのみ。クイーンズヘナニューブラウンには別の成分が含まれており、クイーンズヘナナチュラルに関してはヘンナ葉は使用されていません)
そのため、化学薬品と異なり、染まり方も毎回異なってきます。
しかしそれは100%自然素材だから生じること。
見てみれば分かりますが、草木は類似しているようで、どれも同じ色・形のものはありません。
すべてに個性が備わっています。
ヘナによる白髪染めも同じです。
その分、地肌や髪への負担は少なく、つややかな髪へと仕上げることができます。
特徴をしっかり把握したうえで、使用するかどうかを判断しましょう。
まとめ

「指甲花」はいわば、ヘナやヘンナの別名。
日本語名みたいなものでしょうか。
クイーンズヘナにも使われているヘナには、上記のとおり、髪の毛のトリートメントや、白髪を染めたりする用途として使用されています。
反面、植物由来100%だからこそ、化学薬品のように思ったとおりの色味に染められないなどのデメリットもあります。
安全性が高く、健康に良くても、人によっては「私にはちょっと合わない……」と思うこともあるでしょう。
そうならないためにも、なぜ自分はヘナの白髪染めを選ぶのか。自分の中でしっかり考えたうえで、選択してくださいね。
ここでは、指甲花について、別名やどこで栽培されているかなどについても解説していきます。
また指甲花を使った白髪染めであるクイーンズヘナについても、その特徴を説明しています。
自然素材での白髪染めを検討している人は、ぜひ参考にしてください。